女性麻雀教室最終回

本日7月最終日に、女性麻雀教室の最終回が行われた。今回のテーマは、点数計算の概略を覚えること。麻雀のルールや進行方法がわかって、一応最終的な「点」の計算原理を理解しておけば、ゲームを自分なりに《組み立て》られるだろうし、またそれゆえに、楽しむことも可能になると思ってのカリキュラム編成であった。

レッスン7:翻数の原理
前回学習した「役」には、当面覚えきれないほど、たくさんの種類があるわけだが、それぞれの「役」はその《美しさ》に対応して、「翻数」(ファンともハンとも発音)が決まっている。例えば、タンヤオは1翻(イーハン、イーファン)である。チャンタは2翻である。タンヤオよりもチャンタの方が「美しい」乃至は「難しい」とルールは《判断》しているわけなのである。イーペーコーという役がある。タンヤオでかつイーペーコーであることは「可能」である。もしそのような完成形14牌をそろえられれば、タンヤオの1翻とイーペーコーの1翻で、「2翻の手を上がった」ということになる。
翻数は、「点数を倍化する」回数を決定している。麻雀の上がりの点数の基本は後ほど詳細に述べるように20点でなので、例えば、2翻ならば、20×2×2のように、2回2倍するわけである。よって、なるべく翻数をたくさん《重ねる》ように手牌を作っていくことが、重要な「戦略」になる。
以上の説明の後で、実際の上がり形の例を牌で作成しつつ、「役」の説明と「翻数」の関係を説明した。対対和の2翻と清一色の5翻を《重ね》たり、平和の1翻と三色同順の2翻を《重ね》たり、いろいろな「役」を《重ねる》ように提示してみた。
その上で、ドラという考え方を紹介。「役」が1つ以上入って、上がりになったときに、結果としてドラが入っているとドラ1枚につき、1翻付加されるという「ルール」がある。だから、ドラが3枚あると、最低限上がりの1翻があるので、4翻まで翻数がアップすることになる。このことを念頭に置きつつ「役」を作ることが、重要な「点数アップ」戦略(つまりは勝つ秘訣)になるわけだ。ただし、ドラ自体は「役」ではないので、ドラがいくらたくさんあっても、「役」なしでは上がれないことになっている点を強調。(自身の経験を振り返っても、結構難解と思えた時期があった。)
そして、最後に「バンバン」と《自動的に》加算する翻数2(リョウゾロ)の説明をして、レッスン7は終了とした。

レッスン8:基本の点数と実際の計算方法
先ほどは2翻の上がりの点を「20×2×2」と説明したわけだが、実際の麻雀では何千点もの点棒が行き来している。なぜそんなに数字が大きくなるかと言うと、点数計算は、本当は次のようにやっているのである。
まず、基本点(「副底」とよぶ)20点に、手の内容による細かい付加点がある。これはかなり細かい規定になっている。大体は、どんな手でも、付加点が10から20点あるので、ベースは30とか40点になる。
次にその点数を4倍する。これは、麻雀のメンバーが4人だからと考えていい。例えば、30点の上がり形の場合は、最初に30×4=120を算出して、これに翻数をかけていくことになる。2翻ならば、120×2×2、ここでリョウゾロを思い出して、バンバンと、×2×2を追加する。つまり、120×2×2×2×2となり、1920点が実際の勝利点となる。点棒は最低単位が百点なので、2000点をもらうことになる。
具体的な例として、タンヤオ平和三色の手を作って、計算のやり方を実験してみた。(面前、リーチなし、ロン上がり)
1,翻数は4である。
2,基礎点は、細かい規定は触れずに、30点とする。
3,30×4の120点をベースにする。(麻雀は4人でやっているからね。)
4,120×2×2×2×2、さらにリョウゾロで、×2×2
5,結論 7680点
6,百点単位に切り上げて、7700点

同様に、いろいろな手を実際に提示して、計算方法を学習してもらったのだが・・・

ここまで説明してきて、麻雀の基礎を4回ですべて《伝える》ことは至難の業と自覚した。
順子のゼロ点、刻子の2から8までの点数差の決まり、カンの8点から16点のルールなどは、「表」になったものを見てもらったわけだが、初級女子にはかなりつらいものだったようだ。ましてや、ツモの場合とロン上がり(放銃、フリコミともいう)の細かな付加点の決まりは、精密に伝えようとすればするほど、生徒さんたちは「絶望」していくように感じられて、とても言及できなかった。

今回、このような形で教室を開講してみて、自分自身が「学ぶ」こと多かった。
生徒さんたちも、「難しい」ところと「わかる」ところを自分の中で《自覚》してやっていけば、楽しみつつ、麻雀の少々ややっこい世界を理解して、《強く》なっていくだろうと思った。
参加してくださった、Tさん、Mさん、Kさん、ありがとうございました。
麻雀には、「その人のキャラがもろに出る」面があって、やっていけば、面白いことも多いと思います。
お元気で。



スポンサーサイト