第八回最終回教室

いよいよ予定した8回の最終回。残されている「食い上がり」の点数計算をまずは説明した。食うと上がりへの時間はショートカットできるが、点数的には随分と下がってしまう。まずは役の翻数が落ちる。ホンイツはメンゼンで3あるが、食うと2になる。チンイツ6が5へ、というように・・・。だから1翻役は《消滅》するものがある。基本役の、ツモ、平和(ピンフ)、イーペーコーなどがゼロ翻=役ナシになる。充分注意しなければならない。上がりの翻数が重複する役の「足し算」であることはメンゼンの場合と共通。符計算では、ロン上がりの場合、メンゼンロンでついた10符がない。まったく消滅する。ツモ上がり2符は食い上がりでもつく。あと、メンツの符計算では、メンゼンの知識がすべて有効であるが、新たに明刻(ポンして食った刻子)の符規定を覚えておかなくてはならない。「すべての明刻は暗刻の半分の符になる。」以上をまとめて、基本20符+0or2+メンツの符合計+雀頭符+待ちの形の符、がその手の合計符となり、あとはメンゼンのときと同様に、符数を切り上げてから4倍し、それに翻数回の「×2」を実施して、さらに「×2×2」を行えば、点数が確定する。最終的な点数が3840なら、百点単位に切上げて3900が授受されることとなる。まあ、たくさん経験する中で、少しずつ自分のものにしてゆくしかない・・・。そして、最後の最後にフリテン。これも入門者には大変むずかしいルールで、いきなり全部は覚えきれないだろう。今回は説明に当たり、まずサッカーのオフサイドの話をした。オフサイドの決まりにはおそらく「そりゃズルでしょ」というその競技特有の《正義感》が反映している。敵側のディフェンスラインよりも奥側、つまり敵ゴール側でロングパスを受けて、シュートされては、キーパーはなすすべなくなる。「ズル」として禁止しよう、と。フリテンも麻雀というゲームの「正義感」を反映している。つまり、自分が不要として捨てた牌(フリ牌)がテンパイでは、周囲は放銃を防ぐ方途がまったくなくなる。従ってフリテンパイは禁止だ、と。この基本精神を認識していれば、今後フリテンのいくつかのパターンを知るときに、「なるほど」と思えるはずだ、として、一応ゴールイン。最近は生徒さんも随分とゲームを楽しめるようになってきている。あまり熱狂する必要はないが、「one of them」の趣味として、少し豊かな時間をもてるようになってくれれば、教えた甲斐があると思う。みなさん、お元気でね。
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